スポーツについて考えよう!

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スタジアム建設の意義 その2 サッカースタジアムは地域の拠点にならない

サッカースタジアムは地域の活性の拠点にはならない スタジアム建設の議論の際に推進派、肯定派がよく口にするのが、「地域の活性の拠点」という言葉です。 しかし、Jリーグのクラブが中心でホームスタジアムとして使用するサッカーまたは球技専用のスタジア…

スタジアム建設の意義 その1 今も続く官製スタジアムの建設

進捗しないJリーグスタジアム建設 6月下旬、Jリーグの複数のクラブのホームスタジアムの建設計画について、報道がありました。 Jリーグは、J1、J2、J3のカテゴリーごとに、収容人数などの規模、設備などのホームスタジアムの規定を決めていて、それを、各カ…

四度、F1に復帰するホンダ〜自動車メーカーの懐古主義

ホンダが2026年からのF1復帰を発表 5月25日、ホンダは2026年からイギリスのスポーツカーメーカー・アストンマーチンにパワーユニット(エンジン)を提供する形で、F1に復帰することを発表しました。 アストンマーチン社は、1960年代から大ヒットした映画シ…

WBC振り返りvol,3〜 WBCの二つのビフォアー・アフター 〜

MLBのスーパースター・大谷翔平 WBCが終了し、日本でもアメリカでもレギュラーシーズンが開幕しても、日本のメディアは侍ジャパンの戦士たちの話題で持ちきりです。 各局のスポーツニュースは、野球の時間を昨年まで以上に拡大して、サムライ戦士たちの動向…

WBC振り返り vol,2 〜栗山監督は代表監督に適任だったのか〜

栗山英樹氏は日本代表監督として適任だったか? 日本代表を3大会ぶりにWBC優勝に導いた栗山英樹監督には、今でこそ日本中が絶賛している印象ですが、2021年に日本ハムファイターズの監督を退任したばかりの栗山氏が、今回のWBCに向けて日本代表監督に就任す…

WBC振り返りvol.1〜WBCが教えてくれたこと

まさに日本中が熱狂したWBCが教えてくれたこと おそらく、「日本中を熱狂の渦に巻き込む」とは、本来こんな時に使うべき言葉ではないでしょうか。 筆者は、アメリカとの決勝戦を自宅でテレビ観戦する幸運に恵まれましたが、春の好天の日差しに誘われて明け放…

ワールドカップ雑感〜日本代表総括〜

森保監督続投はなぜ急いで決める必要があったのか? 異例づくめだったカタール開催のワールドカップが終了しておよそ10日後。アルゼンチン対フランスの決勝の激戦の余韻がだまだ冷めやらぬ12月28日に、日本サッカー協会は森保一監督の次回ワールドカップまで…

ワールドカップ雑感〜12月19日決勝戦〜

決勝戦を見て最大の驚きはゲームの質の高さ かつては、ワールドカップは過密日程のため、選手たちのパフォーマンスは大会終盤に向けて落ちるの常だと言われていました。だから、質の高い試合を見ることができるので、決勝トーナメント1回戦から良くても準々…

ワールドカップ雑感 〜12月9日・日本ークロアチア戦〜

PK戦で敗れた日本代表には何が足りなかったのか? 通常の夏開催ではなく、ヨーロッパサッカーのシーズン中の12月に行われている影響で、いつもより過密日程で行われている今大会は、あっという間に日程が進み、モロッコとクロアチアの3位決定戦、フランスと…

ワールドカップ雑感 〜12月2日日本ースペイン戦〜

日本代表の勝利は森保監督のゲームプランの勝利 日本代表が優勝候補のひとつ、スペインに2−1で逆転勝利し決勝トーナメント進出を決めました。 周囲が予想しなかった3バックで試合をスタートし、後半途中から事実上の5バックにするなど、今までやってこな…