スポーツについて考えよう!

日々、発信されるスポーツの情報について考えよう

2020-01-01から1年間の記事一覧

全米女子オープンでの失敗。服装を決めるのは渋野日向子本人ではない。

場違いなほどの薄着の責任の半分は渋野に。残りの半分は? 渋野日向子選手が、2日目、3日目に単独首位にいながら、最終日に崩れ惜しくも4位に終わった全米女子オープン。その理由を問う記事がたくさんある中で、最終日の服装を理由にあげる記事があります。…

渋野日向子とお菓子からメディアとアスリートの距離を検証する

カメラマンは何のために渋野日向子にお菓子を渡したのか? 11月29日まで開催されていた今年の国内女子ゴルフの最終戦、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで、TV中継のカメラマンがラウンド中の渋野日向子選手にお菓子を渡したとして、中継局の日本…

Jリーグに続いた不祥事に対してリーグは何をするのか?

ガンバ大阪、アデミウソンの行為の二つの問題点 Jリーグ・ガンバ大阪が、10月26日 に所属選手のアデミウソン選手の謹慎処分を発表してから1ヶ月が経ちました。 アデミウソン選手は、その前日、午前10時から行われるトレーニングに向かう途中に、自分が運転…

IOCバッハ会長が語るオリンピックの価値と現実との矛盾【大幅改訂版】 後編

IOCはアスリートの表現の自由になぜ消極的なのか? その鍵となるIOCの成り立ちと中国との関係を検証します。

IOCバッハ会長が語るオリンピックの価値と現実との矛盾【大幅改訂版】 前編

IOCはトーマス・バッハ会長の名前で「SPORT AND POLITICS: MY EXPERIENCES AS AN ATHLETE」という文章を公式ホームページに掲載しました。アスリートの表現の自由を牽制する内容と報道される本文を検証します。

メジャーチャンピン・渋野日向子の復活はあるのか?

昨年は全英女子オープンに優勝したメジャーチャンピオン渋野日向子は、結果が出せなかった2ヶ月の海外遠征のあと今日から日本ツアーに復帰。彼女の復活はあるのか?そのポイント検証します。

IOCバッハ会長が語るオリンピックの価値と現実との矛盾

英ガーディアン紙にIOCバッハ会長が語ったオリンピックの意義とは? その主張と現実のギャップ。さらに期待されるBLM運動への対応を検証する。

大学スポーツを不祥事から守る方法は?

近畿大学サッカー部、東海大学硬式野球部。名門大学スポーツで起こった学生による大麻使用。その以前から頻発する大学スポーツに関するトラブルはなぜ起こるのか? そして活動停止に対する反連帯責任論は正しいのか? 大学スポーツをこうしたトラブルから守…

新潟、仙台・・・次々と起こるスポーツチームの不祥事と組織の対応

Jリーグでは、仙台、新潟、G大阪、プロ野球ではロッテ、西武。プロスポーツチームで頻発するトラブルと組織の対応を検証する。選手をクビにすることが真の解決に繋がるのか?

コートジボワール戦での久保建英の評価はなぜ低い

期待される久保建英が日本代表初先発 10月13日にオランダで行われたサッカー日本代表対コートジボワール戦で、日本の至宝とまで言われる久保建英選手が、待望のA代表での初先発を果たしました。 新型コロナウイルス感染拡大のため、今年の国際試合は次々と中…

私たちはオリンピアンに何を求めるのか?

とどまることを知らない瀬戸大也選手へのバッシング 東京オリンピックに競泳での出場が内定している瀬戸大也選手は週刊誌による不倫報道をきっかけにして、激しいバッシングを受けていて、止まる様子がありません。 これまでスポンサーとの契約解除、JOCのシ…

ホンダのF1撤退は、時代に乗り遅れないためのギリギリの選択だった

ホンダはなぜF1に参戦してきたのか? 10月2日、本田技研工業(ホンダ)は、2021年シーズン限りのF1からの撤退を発表しました。 発表されたリリースからその理由をまとめると、100年に一度の自動車業界の転換期の中で、最重要課題である環境への取り組みと…

それでも東京オリンピックは開催される。

新型コロナの感染に関わりなく日本では経済優先の政策を続く 9月29日、新型コロナウイルスの感染による死者が、全世界で100万人を超えたことが発表されました。 ・新型コロナウイルスによる死者、世界で100万人超える - BBCニュース 日本での死者は、9月30日…

東京武蔵野シティFCはなぜJリーグ昇格を断念したのか? 第3章

第3章 東京武蔵野シティFCに別の選択肢はあったのか? 横河電機はなぜ東京武蔵野シティFCを支援してきたのか? これまで書いてきたように、東京武蔵野シティFCは、横河電機の社内同好会として長年運営され、任意団体として独立した2003年以降もこの企業に様…

東京武蔵野シティFCはなぜJリーグ昇格を断念したのか? 第2章

第2章 東京武蔵野シティFCが昇格を断念したわけを推察する 1.伝統があるクラブだからこその難しさ 今年、J3クラブライセンスの承認を受けた6つのクラブは、すべてがJリーグ昇格を目指して作られたクラブです。今年だけでなく、近年Jリーグ入りを目指すク…

東京武蔵野シティFCはなぜJリーグ昇格を断念したのか? 第1章

Jリーグ昇格断念を突然発表した東京武蔵野シティFC そのなぜについて推察する 9月15日、Jリーグから今シーズンJFLに加盟している下記の6つのクラブに、来シーズンに向けてのJ3ライセンスが交付されたことが発表されました。 交付されたクラブは、ラインメ…

大坂なおみと渋野日向子に見るアスリートとコーチの関係

比較される二人の日本人初の女王 見事全米オープンに2年ぶりに優勝して新時代の幕開けを予感させるテニスの大坂なおみ選手と、連覇を目指した全英女子オープンで予選落ちし、その後も調子は上がらず低迷しているゴルフの渋野日向子選手。それぞれの競技で、…

大坂なおみはBlack Lives Matter 運動を象徴する存在になった。

大坂なおみの全米オープン優勝と彼女が伝えるメッセージ 9月13日(現地時間12日)、大坂なおみ選手が全米オープンの決勝戦で、元ランキング1位のビクトリア・アザレンカ選手を破り、この大会2年ぶりの優勝を果たしました。彼女自身にとって3つ目のグランド…

Black Lives Matter と 映画 Blind Side「しあわせの隠れ場所」

2009年にアメリカで製作された「しあわせの隠れ場所」という映画は、アメリカ社会の格差と差別の現実と、それを乗り越えた家族の実話を元にした作品です。BLM運動が広がる中で解決のヒントがあるかもしれません。

Black Lives Matterの大きな波を私たち日本人は受け止めることができるか?

テニスの大坂なおみ選手が黒人銃撃事件に抗議して大会を棄権したという報道をきっかけに、日本では彼女の行動や黒人差別について多くの議論が巻き起こりました。人種差別に敏感とは言えない私たち日本人はBlackLivesMatterをどのように考えればよいのか。ア…

東京パラリンピックまで1年を迎えて

延期された東京パラリンピック開幕まで1年。現在の立ち位置を整理します。

新型コロナで問われるスポーツの価値・・・高校野球

甲子園球場では各校1試合限りの交流試合が開催され、都道府県では独自大会が開かれ熱き戦いが続く中、様々なドラマや決断があった。高校野球の意義を問う。

新型コロナで問われるスポーツの価値・・・トップアスリートの決断

世界的なコロナウイルスの完成拡大でスポーツは様々な対応を迫られ、アスリートはそれに翻弄されています。そうしたアスリートたちの決断を紹介します。

Jリーガーの新型コロナ感染、試合中止について考える

選手が新型コロナウイルス感染で試合を延期したJリーグ。感染対策は十分だったのか。感染拡大が続く中でPCR検査を拠り所に公式戦を続ける意義はプロ野球やJリーグにあるのかを考えます。

東京オリンピックの来年開催は既に決まっているのではないか。

オリンピックを「新型コロナウイルスに打ち勝った証に」と言いながら、歯止めのかからない感染拡大に対して具体的な手を打たず、GoToトラベルなど経済活性化を優先する政策を続ける政府。この矛盾した政策の答えが、すでにオリンピックの開催は決まっている…

アメリカでは、コロナ感染拡大のために多くの野球選手の機会が失われている。

米野球、マイナーリーグとその選手たちはコロナ禍で大量解雇、チーム消滅によって危機に直面しています。米野球文化の温床であるマイナーリーグをどうなってしまうのか。

Go To トラベルキャンペーンが始まる前に考えること

全国的に感染拡大が進む新型コロナウイルス。イベントは再開しGoTOトラベルも始まる。私たちの行動は感染拡大に繋がらないのか?一人一人が今一度考えてみよう。

Black Lives Matter運動が200年近いNFLチームのチーム名を変えさせる

先住民を表す「レッドスキンズ」の名が消える 7月13日、アメリカンフットボールリーグ・NFL屈指の人気チームであるワシントン・レッドスキンズが、アメリカ先住民の蔑称であるレッドスキンズというチーム名の変更と先住民の姿をデザインしたチームマークの廃…

プロ野球選手の薬物使用、逮捕について考える

千葉ロッテの外国投手が大麻所持で逮捕。直ちに契約を打ち切り無関係の立場を取る球団の姿勢は、処分より治療を優先するMLBとは180度異なる。そのあたりを検証します。

コロナ禍の人々は本当にプロスポーツの再開を待ち望んでいるのか?

サッカー、J1が再開。その注目度はいかに 7月4日、サッカーJリーグのJ1が開幕戦の2月21日、22日からおよそ4ヶ月半ぶりに再開し、第2節の対戦が全国で行われました。このニュースをサッカーファン以外の人がどれくらい知っているでしょうか。先行して6月19…