スポーツについて考えよう!

日々、発信されるスポーツの情報について考えよう

東京オリンピック、パラリンピックのリスクと意義を考える

いよいよ、7月23日に開幕する東京オリンピック、パラリンピックまで1ヶ月を切りました。 新型コロナウイルスの感染が終息しない中での開催に、多くの世論調査で中止や再延期を望む声が過半数を超え、国内外の専門家からは中止を求める多くの声が発せられる…

日本代表の記録的大勝に見る日本のスポーツの文化性

日本のサッカーの成長がハードスケジュールを可能にした 来年のカタールワールドカップに向けた、日本代表のアジア二次予選の戦いが6月15日のキルギス戦で終わりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、イレギュラーな日程や方式での開催となりました…

空手道日本代表・植草歩による恩師のパワハラ告発を考える

植草選手の恩師香川氏告発の経緯 3月24日、空手組手女子のオリンピック候補の植草歩選手が、帝京大学時代からの恩師で、卒業後も帝京大学を拠点に活動し指導を受けている全日本空手道連盟強化委員長(前)の香川政男氏から、練習中に竹刀を使った指導によっ…

なぜ人々はアスリートにオリンピック辞退を求めるのか?

アスリートに行動を求めるメッセージは否か? 池江璃花子選手をはじめオリンピックに出場が予定されているアスリートをターゲットに、オリンピックの出場辞退を求める声がSNSを中心にあがっていて、SNSを通してアスリートたちに直接メッセージを送る人もいる…

池江璃花子選手が突きつけたスポーツは才能だという現実

白血病発病からわずか2年余りで五輪出場を内定した池江璃花子選手 4月4日、東京オリンピックの出場権をかけた水泳の日本選手権の女子バタフライ100mの決勝で、白血病からの復活を目指した池江璃花子選手が優勝。記録は個人としての派遣記録には及ばなかった…

「聖火リレーはナチスの人種差別政策のプロパガンダ」というNBCの記事

東京オリンピックの聖火リレーが始まった 3月25日、東京オリンピックの聖火リレーが、東日本大震災で福島第一原発の対応の最前線基地として使用されていたJヴィレッジから、1年遅れでスタートしました。 映像から伝わるタレントや元アスリートの表情を見てい…

大坂なおみと日本の子供とジェンダーギャップ

大坂なおみのジェンダーギャップ解消のためのプロジェクト ナイキのオフィシャルサイトに次のようなページを見つけました。多様性の理解や平等についてのメッセージを発信し続けている、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手の活動とコラボしたナイキのペー…

大相撲力士の怪我からの復帰を考える〜白鵬休場を受けて〜

白鵬休場の影響 3月14日から開催されている大相撲春場所の3日目、5場所ぶりに出場して前日まで2連勝だった横綱白鵬の休場が突然発表されました。「右膝蓋大腿関節軟骨損傷、関節水腫で手術加療を要する。術後、約2か月のリハビリテーション加療を要する見…

新型コロナが問いかける東京オリンピック開催の価値

ワクチン提供でオリンピック、パラリンピックの安全確保を公平性を目指す 日本時間の3月12日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、この日行われていたIOCの総会で、東京大会と来年開催予定の北京冬季大会に参加する選手や関係者の中で希…

本当に日本のサッカーは世界から遅れているのか?

酒井高徳や内田篤人が語る世界と日本の差 気になる記事を見つけました。 酒井高徳「日本サッカーは世界のサッカーと全く違う」【NEWS PICKS】 酒井高徳選手は、言葉を慎重に選んではいるようですが、結局Jリーグのサッカーはヨーロッパのサッカーに比べて劣…

大坂なおみと橋本会長とジェンダーギャップ

組織委員会の女性理事の増員は事前の既定路線 3月3日、東京オリンピック、パラリンピック組織委員会は、12名の新しい女性理事の就任を発表しました。これによって、これまで5人だった女性理事の数が一気に17名に増え、理事全員に占める女性の比率が22%から4…

組織委員会 森会長の辞任が意味すること【2月16日加筆】

政府関係者、組織委員会の多くが森氏が追い込まれるとは思っていなかった 東京で2度目となる夏季オリンピックの開催が、新型コロナウイルスの感染拡大によって1年延期され、その後も日本だけでなく世界での感染拡大に歯止めはかからず、今年7月に予定される…

ラグビー・トップリーグの新型コロナ対応を考える

トップリーグの新型コロナウイルス感染は多いのか少ないのか ラグビー・トップリーグは1月14日、19日に予定されていたトップリーグの開幕延期を発表しました。理由は8チーム合わせて62人の選手・スタッフ(その後68名に修正)の新型コロナウイルスの感染が…

ヴェルディの経営権変更について考えてみた

経営危機のヴェルディをゼビオが買収 昨年12月25日、Jリーグクラブ・東京ヴェルディ1969の筆頭株主の変更による経営権の変更と代表取締役の変更が発表されました。多年にわたる経営難に加え、新型コロナ感染拡大による大幅な減収が直接的な原因で5億円を…

今年の箱根駅伝をTV観戦した雑感

劇的な逆転劇は当たり前の結果だったのかもしれない 正月の恒例行事ともなっている箱根駅伝が今年も行われ、往路では多くの人にとって予想外だった創価大学が1位で箱根芦ノ湖のゴールテープを切り、復路でも、同大学の各ランナーが好タイムで走り続け、最終…

全米女子オープンでの失敗。服装を決めるのは渋野日向子本人ではない。

場違いなほどの薄着の責任の半分は渋野に。残りの半分は? 渋野日向子選手が、2日目、3日目に単独首位にいながら、最終日に崩れ惜しくも4位に終わった全米女子オープン。その理由を問う記事がたくさんある中で、最終日の服装を理由にあげる記事があります。…

渋野日向子とお菓子からメディアとアスリートの距離を検証する

カメラマンは何のために渋野日向子にお菓子を渡したのか? 11月29日まで開催されていた今年の国内女子ゴルフの最終戦、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで、TV中継のカメラマンがラウンド中の渋野日向子選手にお菓子を渡したとして、中継局の日本…

Jリーグに続いた不祥事に対してリーグは何をするのか?

ガンバ大阪、アデミウソンの行為の二つの問題点 Jリーグ・ガンバ大阪が、10月26日 に所属選手のアデミウソン選手の謹慎処分を発表してから1ヶ月が経ちました。 アデミウソン選手は、その前日、午前10時から行われるトレーニングに向かう途中に、自分が運転…

IOCバッハ会長が語るオリンピックの価値と現実との矛盾【大幅改訂版】 後編

IOCはアスリートの表現の自由になぜ消極的なのか? その鍵となるIOCの成り立ちと中国との関係を検証します。

IOCバッハ会長が語るオリンピックの価値と現実との矛盾【大幅改訂版】 前編

IOCはトーマス・バッハ会長の名前で「SPORT AND POLITICS: MY EXPERIENCES AS AN ATHLETE」という文章を公式ホームページに掲載しました。アスリートの表現の自由を牽制する内容と報道される本文を検証します。

メジャーチャンピン・渋野日向子の復活はあるのか?

昨年は全英女子オープンに優勝したメジャーチャンピオン渋野日向子は、結果が出せなかった2ヶ月の海外遠征のあと今日から日本ツアーに復帰。彼女の復活はあるのか?そのポイント検証します。

IOCバッハ会長が語るオリンピックの価値と現実との矛盾

英ガーディアン紙にIOCバッハ会長が語ったオリンピックの意義とは? その主張と現実のギャップ。さらに期待されるBLM運動への対応を検証する。

大学スポーツを不祥事から守る方法は?

近畿大学サッカー部、東海大学硬式野球部。名門大学スポーツで起こった学生による大麻使用。その以前から頻発する大学スポーツに関するトラブルはなぜ起こるのか? そして活動停止に対する反連帯責任論は正しいのか? 大学スポーツをこうしたトラブルから守…

新潟、仙台・・・次々と起こるスポーツチームの不祥事と組織の対応

Jリーグでは、仙台、新潟、G大阪、プロ野球ではロッテ、西武。プロスポーツチームで頻発するトラブルと組織の対応を検証する。選手をクビにすることが真の解決に繋がるのか?

コートジボワール戦での久保建英の評価はなぜ低い

期待される久保建英が日本代表初先発 10月13日にオランダで行われたサッカー日本代表対コートジボワール戦で、日本の至宝とまで言われる久保建英選手が、待望のA代表での初先発を果たしました。 新型コロナウイルス感染拡大のため、今年の国際試合は次々と中…

私たちはオリンピアンに何を求めるのか?

とどまることを知らない瀬戸大也選手へのバッシング 東京オリンピックに競泳での出場が内定している瀬戸大也選手は週刊誌による不倫報道をきっかけにして、激しいバッシングを受けていて、止まる様子がありません。 これまでスポンサーとの契約解除、JOCのシ…

ホンダのF1撤退は、時代に乗り遅れないためのギリギリの選択だった

ホンダはなぜF1に参戦してきたのか? 10月2日、本田技研工業(ホンダ)は、2021年シーズン限りのF1からの撤退を発表しました。 発表されたリリースからその理由をまとめると、100年に一度の自動車業界の転換期の中で、最重要課題である環境への取り組みと…

それでも東京オリンピックは開催される。

新型コロナの感染に関わりなく日本では経済優先の政策を続く 9月29日、新型コロナウイルスの感染による死者が、全世界で100万人を超えたことが発表されました。 ・新型コロナウイルスによる死者、世界で100万人超える - BBCニュース 日本での死者は、9月30日…

東京武蔵野シティFCはなぜJリーグ昇格を断念したのか? 第3章

第3章 東京武蔵野シティFCに別の選択肢はあったのか? 横河電機はなぜ東京武蔵野シティFCを支援してきたのか? これまで書いてきたように、東京武蔵野シティFCは、横河電機の社内同好会として長年運営され、任意団体として独立した2003年以降もこの企業に様…

東京武蔵野シティFCはなぜJリーグ昇格を断念したのか? 第2章

第2章 東京武蔵野シティFCが昇格を断念したわけを推察する 1.伝統があるクラブだからこその難しさ 今年、J3クラブライセンスの承認を受けた6つのクラブは、すべてがJリーグ昇格を目指して作られたクラブです。今年だけでなく、近年Jリーグ入りを目指すク…